2006年11月24日

不評な「千葉県」のロゴが良い5つの理由

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不評らしいですね。この千葉県の新ロゴ。
ここではあえて擁護します。このロゴは偉い。何が偉いか。

(1)一目で理解できる
普通、県だの市だののロゴを作るときは、極度にデフォルメして
抽象的なマークを作るんですが、これは一目見て「千葉」だとわかります。
普通、県のロゴなんていちいち宣伝しませんから、見たときに一目で
わからないといけないんです。
千葉県の名産が落花生だからといって、落花生の形のロゴを作っても
誰も千葉県だなんてわからない。これでは意味はないでしょう。
他の都道府県のマークを見てください。一目でその県をあてられますか?

(2)記号性がある
文字のマークというのはわかりやすいのですが、ただの文字ではアイコンになりません。
それがひとつのマークとして、記号的な意味を持たないとスルーされてしまうわけです。
この「ちば」ロゴは、文字として読めながら、マークとしての記号性もあります。
県のロゴなんだから、記号にならないといけないというレベルをクリアしてます。

(3)飽きない
色々な所に露出しつつ、長年使うのですから、簡単に飽きちゃうものはダメなわけです。
飽きるかどうかは使い続けないとわからないのですが、はっきりいえることは、
「今の価値観で『かっこいい!』と思うものは、絶対飽きる。」ということです。
ファッションを想起していただければわかりやすいかと思います。

(4)話題になった
どの程度かわかりませんが、Web上では少なくとも話題になりました。
こことかこことか。
これだけで何億円の広告効果かわかりません。この時点で成功。
誰もがそれについて語りたくなる、というBuzzマーケティングの基本をとらえてます。
県には広報費用なんて大してないんですから、この貢献度は特筆されるべきでしょう。
(まあ、話題になった内容も考えなければいけないんですが…)

(5)汎用性がある
このロゴは水産物のポスターにも、デザイン展覧会のポスターにも使われるわけですね。
そのときに、浮かず沈まず、のいいバランスを持っていると思います。
親しみやすい印象を残しながら、現代的なデザイン処理も効いている。
白黒基調で、モノクロ印刷を含めたさまざまな印刷物に応用しやすいのもいいですね。

この一件で最も痛いのは、「ロゴは洗練をイメージさせなければいけない」という
県のオリエンじゃないでしょうか。それはロゴの役割ではないでしょう。
上記したことのほうが、ロゴの目的としてずっと重要です。
なので、この件は千葉県のオリエンミスとしましょう。完。



koukokugyokai at 00:09 │Comments(3)TrackBack(2)

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1. 千葉県のロゴについて  [ blog.conquist9.com ]   2006年11月27日 21:34
  最近ワイドショーでも話題になっていた千葉県のロゴ。 みなさんご存知でしょう...
2. 千葉県のロゴについて  [ blog.conquist9.com ]   2007年01月14日 10:53
  最近ワイドショーでも話題になっていた千葉県のロゴ。 みなさんご存知でしょう...

この記事へのコメント

1. Posted by ちば県民    2006年11月25日 20:17
毎回楽しく読ませていただいてます。
来年から広告業界で働く学生です。

まったくもっておっしゃる通りだと思います。
このロゴについては私も擁護派の立場です。

>「ロゴは洗練をイメージさせなければいけない」
このオリエンこそがちば県民の劣等感というか、
コンプレックスを映し出している気がします。
でもロゴに役割を投げるのは…お門違いですよね。
2. Posted by 棒    2006年11月26日 21:27
どこかのフォントに似てる気がするんですけどね。
3. Posted by ninininin    2006年11月27日 11:00
ダメなものは、ダメ。

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