2007年02月21日
捨てるための企画書
けっこう前の話なので忘れかけてたのですが、誰か有名なデザイナーの話を
聞いていて、なるほどと思ったことがあります。
その人は、「捨てる時のことも考えてデザインをした」といいました。
何の商品だったか忘れてしまったので、それが痛いわけですが。
通常、デザイナーは、見た目のデザインとか使い勝手とかはきちんと考えて
商品設計をするわけです。でも、捨てるときのことまで考える人は少ない。
捨てた後のことも考えて素材設計をする人はもっと少ないでしょう。
仕事ができる人の考え方として、こういう広い視点持っている人ということが
あるかと思います。別の人、別の場所、別の時間で作用することも織り込む。
コピーライターなんかでも、よく「発音したときに響きが悪い」という考えで
案をボツにします。これはCM上での響きということだけでなく、その言葉が
口の端に乗って広がることをも念頭において、設計するわけです。
企画書でも似たようなことがあります。
よくあるのは、「一人歩きさせるための企画書」です。もちろんプレゼンはしますが、
そのあと企画書が相手の会社内で一人歩きするために、できるだけ使いやすい
言葉・図・論理展開・ファイル形式などを考えて納品したりします。
もっと細かいレベルで、エクセルファイルにデータをつくるときに、あとから
使いやすいように整理してデータを集めている人と、そうでない人がいたりします。
ここら辺、経験はあるようですが、一番重要なのは姿勢みたいです。
で、また企画書ですが、戦略的に「捨ててもらうための企画書」を作ることも
あったりします。こちらの意思で、わざと廃案にしてもらうための企画書を
作るわけです。その狙いは、色々と複雑なものがあったりしますが。
もちろんそのときに「ダメだな」とボツにされるのではなく、「いい案だけど
ウチでは力不足だ、でもまた依頼しよう」という感想のもとにボツになるように
設計するわけです。なんだかいやらしいですが。
色々な立場を経験していれば、自然と各立場で何が行われるか把握できて、
自然と色々な立場にとって都合のいいものを作れるようになるわけですが、
なかなかそうはいかず、相手の立場や、シチュエーションなどを想像して
企画書なり表現なりを作っていく必要があったりします。
そのとき重要なのは、立場やシチュエーション、そしてその場で必要なことを
想像できる意思、想像力になるかと思います。
ビジネスでは想像力なんて言葉をあまり聞かない昨今ですが、仕事をうまく
達成するための想像力みたいなものを再認識する今日この頃です。
聞いていて、なるほどと思ったことがあります。
その人は、「捨てる時のことも考えてデザインをした」といいました。
何の商品だったか忘れてしまったので、それが痛いわけですが。
通常、デザイナーは、見た目のデザインとか使い勝手とかはきちんと考えて
商品設計をするわけです。でも、捨てるときのことまで考える人は少ない。
捨てた後のことも考えて素材設計をする人はもっと少ないでしょう。
仕事ができる人の考え方として、こういう広い視点持っている人ということが
あるかと思います。別の人、別の場所、別の時間で作用することも織り込む。
コピーライターなんかでも、よく「発音したときに響きが悪い」という考えで
案をボツにします。これはCM上での響きということだけでなく、その言葉が
口の端に乗って広がることをも念頭において、設計するわけです。
企画書でも似たようなことがあります。
よくあるのは、「一人歩きさせるための企画書」です。もちろんプレゼンはしますが、
そのあと企画書が相手の会社内で一人歩きするために、できるだけ使いやすい
言葉・図・論理展開・ファイル形式などを考えて納品したりします。
もっと細かいレベルで、エクセルファイルにデータをつくるときに、あとから
使いやすいように整理してデータを集めている人と、そうでない人がいたりします。
ここら辺、経験はあるようですが、一番重要なのは姿勢みたいです。
で、また企画書ですが、戦略的に「捨ててもらうための企画書」を作ることも
あったりします。こちらの意思で、わざと廃案にしてもらうための企画書を
作るわけです。その狙いは、色々と複雑なものがあったりしますが。
もちろんそのときに「ダメだな」とボツにされるのではなく、「いい案だけど
ウチでは力不足だ、でもまた依頼しよう」という感想のもとにボツになるように
設計するわけです。なんだかいやらしいですが。
色々な立場を経験していれば、自然と各立場で何が行われるか把握できて、
自然と色々な立場にとって都合のいいものを作れるようになるわけですが、
なかなかそうはいかず、相手の立場や、シチュエーションなどを想像して
企画書なり表現なりを作っていく必要があったりします。
そのとき重要なのは、立場やシチュエーション、そしてその場で必要なことを
想像できる意思、想像力になるかと思います。
ビジネスでは想像力なんて言葉をあまり聞かない昨今ですが、仕事をうまく
達成するための想像力みたいなものを再認識する今日この頃です。
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この記事へのコメント
1. Posted by ユウ
2007年02月22日 02:04
捨てるためのデザイン、確か缶紅茶のパッケージリニューアルの話ではなかったでしょうか?
過度に綺麗なパッケージにしたら、消費者が缶を捨てる際に心理的なストレスが起き、
結果、商品の購買意欲が落ちるといったものだったと思います。
(うろおぼえ。結局もとのデザインに近いものに戻したらしいですが)
2. Posted by 著者
2007年02月23日 03:44
>ユウさん
あ、それだったかもしれません。確か日経デザインの記事かなんかで見たような気がします。
Appleの商品の箱がきれいなのも、開封体験を含めて商品なのだとかいう話もあったような。
デザインって意匠を整えることになりがちですが、大きく言うと配置のことなんですよね。そこら辺の仕事は深くてやりがいがありそうです。
あ、それだったかもしれません。確か日経デザインの記事かなんかで見たような気がします。
Appleの商品の箱がきれいなのも、開封体験を含めて商品なのだとかいう話もあったような。
デザインって意匠を整えることになりがちですが、大きく言うと配置のことなんですよね。そこら辺の仕事は深くてやりがいがありそうです。

